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「敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・パルピ1の3つの人生〜」(8asahi)

重層的な20世紀裏面史
戦犯.jpg
 クラウス・パルピー(1913〜91)、またの呼び名は(リヨンの虐殺者(ブッチャー))。多くのフランス人に
とっては、許しがたき存在だが、一体、彼は何者か?
 ナチス・ドイツのゲシュタポとして、彼は43年、リヨンで抵抗運動の統一者ジャン・ムーランを逮掃、拷問。ムー
ランはドイツヘ護送中死んだとされている。更に多くのユダヤ人を収容所に送ったが、孤児院の子供たちの命まで奪
い、生き残ったのは1人。戦後は米陸軍情報部(CIC)に雇れれ、冷戦下、反共政策の工作員として活躍した。
 フランス側のパルピー引き渡し要求をかわすため、CICは彼と一家を南米のボリビアに逃がす。51年から83年ま
で、パルピーはナチス残党の首謀として、第四帝国の建国を夢見た。ここまでは、他の優れたドキュメンタリーでも
追及されてきた。
 本作は、ムーラン、ユダヤ人、わけてもチェ・ゲバラ暗殺計画に彼が関与した新事実を縦糸に、出生から、3度の
変名、獄死までを横糸とし、20世紀の裏面史を重層的に決り出す。
 スコットランド出身のケビン・マクドナルド監督は、数多くの資料証言を土台に深い闇に迫る。問題はあまりに複
雑で、理解出来にくい点もあるが、世界の権力構造は今も決して変わるまい。歴史は長い年月をかけて検証するも
の。それにしても事実は想像を絶し、真相は謎だ。
 恐怖の弁護士と言われるヴェルジェスはパルピー裁判の法廷で、被害者であるフランス人は加害者でもあ息と指摘
し、人間の責任を追及する。政治、歴史を超え、裏切り、関節醐細鰯配宛㈹重要な作品である。
  (秦 早穂子・評論家)
 26日から、東京・銀座テアトルシネマ他で順次公開。

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コメント 1

えなり


おっさん童★貞が15万ゲットォォォ!!!!
若いコに筆おろししてもらえるとかマジ勝ち組すぐるwwwww

ていうか女とやるって意外とカンタンなんだなwwww
最近じゃ俺のメタボディを武器に、おにゃのこハメまくりっすよ!(*゚∀゚)=3
http://jehpes6.becquerel.tubuyaku.com/jehpes6/
by えなり (2011-04-02 04:41) 

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